先月、CQIのパートナーシップ担当シニア・ディレクターであるリサ・コンウェイがラオスのパクセを訪れ、 CLEANプロジェクトに参加している団体、貿易業者、生産者、その他のメンバーと会談した。
CLEANプロジェクトは、ラオス人民民主共和国の農業部門を改善するために、米国農務省の資金援助を受けてウィンロック・インターナショナルが実施したものである。このプロジェクトは、ラオスの農林省、ラオス農業省、ラオスコーヒー協会(LCA)からも支援を受けている。CLEANプロジェクトは2020年からCQIと緊密に協力し、ラオスのコーヒー生産バリューチェーンへの支援を行っている。CQIの活動は、3つの異なる地域における品質の向上と市場アクセスの改善に重点を置いている:ボラヴェン高原、シエンクワン高原、ヴィエンチャン平原である。
リサはボラヴェン高原を訪れ、品質評価とポストハーベスト処理のベストプラクティスに関するCQIトレーニングを受けた生産者、加工業者、焙煎業者、貿易業者、コーヒーショップのオーナーに会う機会を得た。その中には、新たにQグレーダーの資格を取得した5人も含まれていた!
今回の旅のハイライトのひとつは、ラオス・コーヒー協会(LCA)と会う機会があったことだ。LCAはリサのホスト役であり、滞在中のガイド役でもあった。LCAはラオスのコーヒー業界を結束させることを目的とした組織で、ラオスのコーヒー・コミュニティで多くのコーヒー専門家と協力している。2022年には、LCAは生産者にトレーニングを提供するための認定Q会場にもなっている。
今回の旅のもうひとつの目玉は、ラク40農園でボラーベン高原のパクソン地区とラオガム地区の生産者や加工業者と会う機会があったことだ。生産者たちは、農場で提供された地元のコーヒーを飲みながら、リサ・コンウェイと意見や考えを交換した。彼らはCQIのQプロセッシング・コースがコーヒーの品質と評判の向上に役立っていると考えている。ある生産者は、あるバイヤーから支払われる価格が上がったことを指摘した。全体として、学んだ教訓やスキルは、生産と加工における品質重視への道を開いた。このようなフィードバックは、CLEANプロジェクトの地元コーヒーセクターへの影響を理解する上で極めて重要である。
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